ARTERIA|アルテリア・ネットワークス株式会社

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  1. 株式会社オートバックスセブン様

株式会社オートバックスセブン様

カー用品のオートバックス。接客中の従業員のポシェットには、いま、業務用のタブレット端末が入っている。オイル交換など消耗品の交換に訪れる顧客に対応しながら、その場で即座に製品の適合や在庫の検索などが行うことができる。
2012年8月から始まったタブレット端末の導入は業務効率化の一環。同時に求められたのが、セキュリティを担保しつつ、管理が容易で、かつ将来的にはコンテンツの一斉配信なども可能なMDM(Mobile Device Management)ソリューションだ。
選択されたのは「VECTANT セキュアデバイスマネージメント(VECTANT SDM)」。
テスト中の徹底的な検証に加え、開発側による緻密なカスタマーサポートが導入の決め手になった。

お客様の業種 卸売業
導入時の課題 モバイル端末を管理・活用したい
導入したサービス

セキュアデバイスマネージメント(VECTANT SDM)

  • 導入の概要
  • インタビュー
  • 動画

導入フロー

導入の背景

Androidタブレット端末にて自社開発アプリと必要なアプリのみの利用に制限したい。

 

当社の提案

専用ランチャー(法人デスクトップ)機能により、アプリ、OSの設定を利用制限できる当社のMDMサービス、VECTANT セキュアデバイスマネージメントを提案した。

 

端末の盗難・紛失に遭った際の安全対策、及び端末管理を制御する仕組みを実現したい。

 

当社の提案

本サービスは、リモートロック/ワイプ、ローカルロック/ワイプ機能を搭載しているため、デバイスがインターネットに接続している状態では、遠隔で端末の機能停止が可能。
デバイスがインターネットに接続していない状態でも、設定された時間以上サーバーと接続できない場合に、自動的に端末の機能停止が可能である。

 

導入のポイント

専用ランチャー(法人デスクトップ)により、専用端末化ができる。

大量の端末への導入/管理が容易である。

リモートロック/ワイプ機能等のセキュリティ機能が充実しており、緊急コマンドを実行したり、設定を変更する管理コンソールが使いやすい。

特定のWi-Fiアクセスポイントのみへの接続を可能とする、「Wi-Fiアクセスポイントホワイトリスト」機能により、セキュリティがさらに強固なものになった。

要件を満たすものが当社のVECTANT セキュアデバイスマネージメントのみであり、迅速な対応も好評価に繋がった。

導入の効果

リアルタイムな顧客情報の更新。

接客しながら、必要な情報をタイムリーに提供できることによる、
サービス品質および、顧客満足度の向上。

システム運用イメージ図

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導入の背景

タブレット端末は売場改革の切り札。顧客の面前で即座に商品を検索

オートバックスを訪れる顧客のなかには、自分の車種に合致する製品の型番などを知らない人も少なくない。商品棚の前で迷う顧客の前で、店員はさっとタブレットを取りだす。顧客の会員情報を入力すれば、即座に車種や購入履歴がたどれ、目的の商品が検索できる。前回と同一商品だけでなく、グレードの違う複数の商品を提示することもでき、顧客のグレードアップ志向にも応えられるようにしている。

「従来は、カウンターやバックヤードにあるPCを操作しなければ、商品の在庫検索ができなかった。顧客の前からいったん離れてしまうので、どうしても販売効率が落ちるし、顧客満足度の向上も望めない。中期経営計画に盛り込まれた売場の改革を進めるなかで、タブレットを活用した販売スタイルを模索していました」と語るのは、オートバックスセブン・情報システム部の岡利男部長だ。

同社は2010年4月策定の中期経営計画のなかで、市場環境の変化に対応するため、軸足を国内フランチャイズ(FC)事業にすえて、売場、商品・仕入、人材とオペレーションの3つの改革を同時に進めようとしている。なかでも注目されるのが、中小規模店舗の新規120店の出店計画だ。アルバイトも含めると100名規模に達する大型店と違い、10〜30名規模の中型店舗では低コストでの業務効率改善が求められる。顧客のすぐそばで操作できるタブレット端末導入はその決め手になりうる。顧客対応のスピードアップが可能になるからだ。

 

顧客情報は残さないが、万一のセキュリティが課題に

端末はAndroid OSで稼働するパナソニック製の業務用タブレット端末「BizPad」。10.1インチ端末と7インチ端末の液晶モデルをこの夏から順次全国の店舗に導入し、2013年3月末までには300店舗強・約1000台導入を目標とする。

同社にはすでに顧客・商品情報を大阪のデータセンターで一元管理する店舗システムがあるが、今回はそのデータを手元のタブレット端末から参照できるようにした。現時点ではオイルフィルター、エアフィルター、エアコンフィルター、バッテリ、ワイパー、ヘッドライトバルブ等の商品の適合検索、自店舗・近隣店舗・物流センターの在庫検索機能、また顧客ごとの車種情報や購買履歴情報が検索できるようになっている。

端末は通常、フロア内の従業員が携帯するほか、商談コーナーにも設置されている。店舗内無線LANから認証クラウドを介し、本社データセンターにアクセスする。あくまでもデータ参照のための端末なので、顧客情報などは端末側には残らない仕組みだが、万一のことを想定し、端末の店舗外への持ち出しは厳禁だ。

岡 利男 氏
株式会社オートバックスセブン
情報システム部 部長

導入の経緯

ロック・ワイプなど強力なセキュリティ機能をテスト期間中に実感

売場改革、接客強化のためのタブレット端末ではあるが、課題は1000台の端末をより効率的に管理できるシステムだった。端末が決定するとすぐにMDMソリューションの選定が行われた。

「Android OSで動くことを前提に、20社に上るMDM製品を調査しました。最終的に、『VECTANTセキュアデバイスマネージメント(VECTANT SDM)』に決定した理由は、まず店舗での業務利用に必要なアプリだけを表示でき、それを固定化できる"ホーム画面の統一化"の機能。さらに万一店舗外に持ち出された場合に、機能をロックしたり、データを消去(ワイプ)できたりするセキュリティ機能が優れており、それらを一元管理する操作もきわめて簡単だったからです」と、選定理由を語るのは、情報システム部 システム運用グループの稲木隆文氏だ。

「端末の盗難や紛失という万一の事態を想定したセキュリティ機能がしっかりしている。デバイスがインターネットにつながっていても、そうでなくても、ロックやワイプができるほか、セキュリティポリシーの設定や変更もセンター側からの操作で簡単にできる」と、稲木氏はSDMのセキュリティ機能を高く評価する。

実は管理機能の強化については、稲木氏とアルテリア・ネットワークス株式会社との間に頻繁なやりとりがあった。技術上のアドバイスを求める稲木氏からのメールは日に何通にも及んだが、その都度の対応が迅速・的確だったことが、「製品開発への信頼性」(稲木氏)を高めた。

オートバックスセブンからの提案のなかには、9月以降のバージョンアップに反映されたものもある。

稲木 隆文 氏
株式会社オートバックスセブン
情報システム部 システム運用グループ

今後の活用

FC本部・加盟法人から各店舗へのコンテンツ配信を検討中

SDMのもう一つの機能として、コンテンツ配信があるが、これについては導入を前向きに検討中だ。

オートバックスセブンにはオートバックスグループ店舗のFC本部としての役割がある。FC本部から各加盟店に一斉に商品情報を送るほか、FCに参加するフランチャイジー(加盟法人)が傘下の複数店舗に、加盟店独自のコンテンツ配信を行いたいというニーズがある。

「地域性に依存する季節商品などがあるため、すでに加盟法人独自にiPadを利用したコンテンツ配信を行っているところがあります。ただ、今後はオートバックスグループとしての統一したコンテンツ配信体制をつくる必要があり、その方向でいま本部側の整備と加盟法人との調整を進めているところ。いざコンテンツ配信を行うとなれば一度きりというわけにはいかず、定期的に情報を更新・改廃する態勢を整えなくてはならないのでもう少し時間がかかるだろう」(岡氏)。

店舗の商談コーナーに設置された10.1インチ端末は、現在は接客中以外はスリープモードの設定になっている。そこにオートバックスからのお知らせなど、顧客向け情報を流し、デジタルサイネージ端末として使いたいというニーズも生まれている。

 

管理コンソールの使いやすさは特筆。多用途展開の期待が高まる

SDMは電子POP、デジタルサイネージプレイヤー、タッチ式のキオスク端末としての機能も充実しており、洗練された管理コンソールによるコンテンツ配信の自由度も高いため、「もっとこんなふうに使いたい」と、端末の多用途展開へのモチベーションが高まるのだ。

「当面は管理機能やセキュリティ機能をフル活用しながら、店舗スタッフ用の業務端末として使い込んでいくが、いずれは店舗活性化や販促のためのツールとして活用していきたい。それらが最小限の手間で実現できる点は魅力だ。端末やコンテンツを管理する側としては、管理コンソールがドラッグ&ドロップなどの直感的な操作で、非常に使いやすくできているのがありがたい。とはいえ、加盟店企業が管理する場合には、担当者は必ずしもITに強い人ばかりとは限らない。そうしたユーザーにも簡単に操作できるように、さらにユーザビリティを高めてほしい」と岡氏は、これからの課題と要望を語っている。

※VECTANTとはアルテリア・ネットワークス株式会社が提供するIP接続サービスのブランド名です。
※事例内容は取材当時のものです。

お客様概要

株式会社オートバックスセブン様
最適なカーライフを提案し、豊かで健全な車社会の創造を使命とするオートバックスグループ。
同社は、グループ店舗のフランチャイズ本部としてカー用品の卸売及び小売、車検・整備、車両販売・買取、板金・塗装等を行う。
小売店舗は現在全国557店(2012年3月末日時点、海外の27店舗含む)。
直営・子会社店舗の小売売上げは983億円、卸売売上は1356億円に達している。

今回導入したサービス

セキュアデバイスマネージメント(VECTANT SDM)
セキュアデバイスマネージメント(VECTANT SDM)
ビジネスへのタブレット活用をサポートするモバイルデバイス管理サービスです。

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