ARTERIA|アルテリア・ネットワークス株式会社

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  1. 株式会社モビット様

株式会社モビット様

全国約420拠点を結ぶネットワークを、光回線を利用した仮想閉域網にリプレイス
手配、工事、保守、監視を一元提供してサービスのインフラを支える

 「最新テクノロジーを活用し、新たな金融価値の創造に挑戦する」ことを企業理念として、常に最先端のサービスを展開する株式会社モビット。店舗を持たない銀行系カードローン会社である同社にとって、顧客との唯一のリアルな接点がローン申込機だ。全国に約420拠点あるローン申込機と基幹システムを結ぶ同社のサービスを支えるのが、アルテリア・ネットワークスの「クローズドIPネットワーク」だ。

お客様の業種 金融
導入時の課題 通信の品質に不満がある
導入したサービス

クローズドIPネットワーク

VOSS

  • インタビュー

導入の背景

「最短60分でカードキャッシング」を支えるローン申込機のネットワーク

 モビットがローン申込機を導入したのは開業から2年後。サービス開始当初「すぐモビ」と呼ばれていたローン申込機は、カード発行拠点としてサービス提供を開始した。「Webサイトや電話の申し込みで審査時間を短縮しても、郵送したカードが到着するのに時間がかかってはお客様がサービスを利用できるまでに時間差が生じます。そのギャップを埋める必要がありました」(白洲氏)
 当時、契約手続きと審査をすべて端末上で行う「ローン申込機」は消費者金融を中心に広がっていたが、モビットは契約手続きとカード発行を分離することでスピーディな手続きを可能にした。ローン申込機でカードを発行しておき、後からWebサイトや電話で契約手続きを行えばよい。手続き後は、本人確認と審査が完了した時点で、利用者の手元にあるカードが使えるようになるので時間の無駄がない。最短60分、繁忙期でも1日程度でカードが使えるようになるのが特徴だ。

 

端末リプレイスに合わせて光回線導入が決定

ローン申込機のサービスを開始した当初は、光回線がまだ普及しておらず、ネットワークはISDNで接続されていた。2013年、老朽化に伴うローン申込機端末リプレイス時に、サービス品質向上を目的としてネットワークの光回線化が決定した。
 ネットワーク入れ替えに合わせて電話システムについてもIP電話化を図ることが決定した。その直前に実施されたコールセンターの電話基盤入れ替えを丸紅情報システムが担当していたことがきっかけで、同じ丸紅グループのアルテリア・ネットワークスはネットワークの提案の機会を得ることになった。

白洲 秀行 氏
株式会社モビット
営業企画部 次長

導入の経緯

光回線を足回りにした安価な仮想閉域網によるネットワークを構築

 提案の一番のポイントは、閉域網のVPNサービスをリーズナブルな価格で提案したことだ。「データセンターに対して音声とデータの両方がセキュアに接続する必要がありました。しかし高額な回線は引けません。光回線を利用した仮想閉域網接続を低コストで実現する提案は、弊社の要望に合致していました」(白洲氏)
 信頼性確保のために、データセンター、本社、テスト拠点は複数のキャリアを使った冗長化を行った。調達や構築にあたって一元対応が可能だった点、一元保守とVOSS(VECTANT Online Support System)によるネットワーク監視を含めた運用体制も高い評価を受けた。

 

1年で300拠点以上の工事を滞りなく完遂

 工事については、アルテリア・ネットワークスが一元対応を担い、協力会社とチームを組んで対応した。端末の入れ替えと同時に拠点ごとに光回線を敷設し、専用の分電盤のボックスもサイズを合わせて作成した。この作業を、1年間で300拠点以上実施することとなった。
「毎週どこかで工事をやっている状態で、大変な作業でした」(白洲氏)。ローン申込機の設置ブースは、光回線が簡単に引き込める場所ばかりではない。光回線が利用できない地域、またビル内設備の問題で光回線の敷設が困難な建物にはADSLを使用、道路をまたぐ場所では道路占用許可を取るなど、きめ細かな対応を行った。「そうした対応のおかげで、多数の拠点の更改作業をスムーズに進めることができました」(白洲氏)

導入の成果

サービス高速化と監視カメラ導入を実現

 拠点間の接続がISDNから光回線に変わったことで、通信速度が上がり、接続が安定した。また端末の更新によりスキャナーの性能もアップし、高画質になったが、光回線に変わったことで書類の伝送速度が上がり、問題なくデータが送られている。「大切な書類なので、通信遮断でデータが送られないということがあると大変困ります」(白洲氏)

 帯域が大きくなったことで、拠点への監視カメラ導入も可能になった。主要拠点については、リアルタイムに映像を本社に送信し、モニターしている。また、試験的にデジタルサイネージを1店舗に導入し、ブース外に向けてモビットをアピールするCM映像を流すなど、広帯域を利用した新しいサービスにもチャレンジしている。

 

ネットワークの運用監視は任せて安心

 各拠点のネットワーク監視は、VOSSを利用している。「限られた人数で、全ての拠点のネットワークを常時監視するのは難しいので、運用はアウトソーシングしています。そのアウトソ-シング業者にてVOSSを利用し、一元管理を行っています」(白洲氏)一元サポートについても「対応が早くて助かっています。窓口となって光回線に関する切り分けや調整を迅速に行っていただけるのはありがたい」と高評価だ。

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今後の展開

ローン申込機端末の無線化が課題に

 今後の課題としてローン申込機端末の無線化を検討している。無線になることでレイアウトの自由度が増すが、現状のモバイル回線では安定したサービスを提供するにはまだ通信が不安定だと判断しており、こちらはもう少し先になりそうだ。

 

カードの役割はなくならない

企業理念として「最新テクノロジー活用」を掲げるモビットは、フィンテックをはじめとした最新技術の導入にも積極的に取り組んでいる。2017年5月からはセブン銀行ATMを利用して、スマホアプリによるワンタイムQRコードを利用したカードレス取引に対応した。
 「とはいえ、日本ではカードの役割がなくなることはないと思います。ということは、カード拠点としてのローン申込機も必要であり続けるということです」(白洲氏)諸外国に比べるとクレジットカードよりも現金を持ち歩く人の比率が圧倒的に高い日本人にとって、どこでも現金を引き出せるカードのニーズは引き続き高いと考えている。
 「アルテリア・ネットワークスには、引き続き迅速な対応でネットワークを運用していただきながら、新しいテクノロジーがあればご提案いただくことを期待しています」(白洲氏)進化し続けるモビットのローン申込機のネットワークを、アルテリア・ネットワークスのネットワークが支えている。

 

  • (注)記載内容(組織名・所属・役職・サービス名等)は、すべてインタビュー時の情報です。

【ソリューションパートナー】

 

msys

お客様概要

株式会社モビット様
2000年の創業以来、「最新テクノロジーを活用し、新たな金融価値の創造に挑戦する」という企業理念のもと、最短5分でカードが受け取れるローン申込機の設置や全国13万台を超えるATM提携、電話連絡不要のWEB完結サービス、スマホATM取引導入など、ITを駆使したユニークなサービスを展開する。借り入れのしやすさや申込手続きのしやすさが評価され、2016年オリコン日本顧客満足度ランキング【ノンバンクカードローン】 部門で第1位を獲得した。

今回導入したサービス

クローズドIPネットワーク
クローズドIPネットワーク
マルチキャリアに対応し、インターネットを介さないセキュアな閉域VPNサービスです。
VOSS
VOSS
監視オペレーションの一元化で、運用コストの削減が可能なソリューションサービスです

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