1. 法人向けトップ
  2. 導入事例
  3. 株式会社サイバーエージェント様

最先端のAI開発を支えるネットワークに初めて100Gbpsの専用線を導入。
アルテリア・ネットワークスの回線運用実績と信頼性の高さが決め手に

株式会社サイバーエージェント様

2016年にAIの研究開発を行う「AI Lab」を設立し、プロダクトへのAI導入及び業務へのAI活用をいち早く進めている株式会社サイバーエージェント(以下、サイバーエージェント)。2023年5月には、都内にデータセンター(以下、DC)を新たに用意し、高性能GPU(※)搭載のAI開発基盤の運用を開始した。当初、新設した都内DCと複数の主要DC間の接続には、他社の10Gbps専用線を利用していたが、大量のデータ転送に帯域制限がかかるという課題が生じていた。
この課題を解決するため、サイバーエージェントは専用線の増速を決定。アルテリア・ネットワークスの専用線サービス「ダイナイーサ」の100Gbpsが採用された。
サイバーエージェントが全社的にAI活用基盤を利用するために必要不可欠なネットワーク・インフラ構築を、アルテリア・ネットワークスが支援している。

※ GPU(Graphics Processing Unit):AIや機械学習、映像編集などに利用される、膨大なデータを高速で処理できる半導体チップ。

専用線 情報通信業 トラフィックが増大している 通信の品質に不満がある
導入サービス

2拠点間を結ぶ完全帯域保証型イーサネットインタフェースの専用線サービスです。

会社名
株式会社サイバーエージェント
本社所在地
東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers
設立
1998年3月18日
従業員数
連結8,150名 単体2,588名(2025年9月末時点)
事業内容
メディア&IP事業/インターネット広告事業/ゲーム事業/投資育成事業
URL
https://www.cyberagent.co.jp/

導入の背景

AI活用に伴う大量のデータ転送に対応可能な100Gbps専用線を採用

サイバーエージェントは、独自の日本語LLM(大規模言語モデル)をはじめとするAIの研究開発に精力的に取り組み、サービス提供や業務に活かしている。一例を挙げると、2020年に提供を開始した「極予測AI」は効果の高いクリエイティブ制作を支援するAIシステムで、サイバーエージェントの広告事業効果を向上させるために活用されている。

2023年5月には、AI活用の拡大と強化を目標に、新たなAI開発基盤を都内のDCに用意し、運用を開始。当初は10Gbpsの他社専用線を2本使用していた。しかし、運用開始から約2年半が経ち、新たな問題が生じてきた。

「サイバーエージェントにおけるAI活用が広がるにつれ、大量の転送データによって帯域が逼迫し、通信遅延が発生するようになりました。そこで、今後のデータ量やAI開発基盤の利用増加を見据え、余裕のある100Gbpsの専用線導入を決めました。複数本の10Gbps専用線を導入するより、100Gbpsの回線1本のほうが、運用負荷とコストが低減できるからです」(小障子 氏)。

株式会社サイバーエージェント

グループIT推進本部

CIU Platform Div NWチーム

小障子 尚太朗 氏

導入の経緯

アルテリア・ネットワークス選定のポイントは豊富な運用実績と高い信頼性

サイバーエージェントにとって、今回が初めての100Gbps回線導入だった。導入にあたっては、アルテリア・ネットワークスの専用線サービス「ダイナイーサ」と他社のサービスが比較検討された。

「他社のサービスは、『ダイナイーサ』と同様に最大400Gbpsの高速通信が可能でした。しかし、他社サービスの導入には高額な通信機器が必要で、スピーディなビジネス展開を目指す私たちの会社にとって初期投資の回収に時間がかかる点が問題でした。また、AI開発基盤の『トラフィックの試算結果が100Gbpsで十分』だったこと、その会社に『サイバーエージェントでの運用実績がない』ことから、アルテリア・ネットワークスへの相談を決めました。10年以上のお付き合いがあり、10Gbpsの『ダイナイーサ』や『IPトランジットサービス』などの複数サービスでの運用実績、さらにトラブルの少なさによる信頼と安心感が選定の大きなポイントです」(小障子 氏)。

2025年12月、東京近郊に新設したDCにも、将来的にAI開発基盤を設置する計画がある。この東京近郊DCと他のDC間を結ぶ100Gbps「ダイナイーサ」の敷設も既に完了。今後のAI活用を支えるネットワーク環境の整備が着々と進行している。

年内に運用開始という要望に合わせて納期を約1.5ヵ月短縮。柔軟な提案も決め手に

専用線の要件は低コストで低遅延、そして2025年内に稼働できること。コストと遅延の要件はクリアしていたが、2025年内に稼働を開始するには納期の短縮が必要だったという。
「アルテリア・ネットワークスに専用線を正式に発注したのは2025年の9月。2025年内の稼働開始まで3ヵ月を切っていました。通常の専用線敷設は3.5~4ヵ月。約1.5ヵ月の納期短縮が必要でした。さすがに年内は難しいと思いましたが、アルテリア・ネットワークスは私たちが相談した6月頃、回線や技術者などのリソースを仮で押さえてくれており、希望通りの納期に敷設は完了。こうした迅速な対応に助けられました」(小障子 氏)。

また、100Gbps回線を2本敷設した都内DCでは、限られたサーバーラックのスペースをできるだけ節約したいという要望もあった。そこでアルテリア・ネットワークスは、回線終端装置が本来は2台必要になるところを、1台に集約する構成を提案。結果的には機器冗長を優先して2台設置したが、こうした柔軟な構成提案も導入の決め手の1つだった。

導入の効果

帯域不足によるトラフィック制限が解消し、ユーザーの利便性向上に期待

2025年末、AI開発基盤がある都内DCと他のDC間を結ぶ100Gbpsの専用線の敷設が完了。運用を開始した現在、その導入効果に疋田 氏は期待を寄せる。
「当初は、10Gbpsの専用線がボトルネックになって多くのトラフィックに対応できないという問題が生じていました。たとえば、大量のデータ転送を行う際に、システムが自動的に帯域制限をかけたり、ユーザー側で制限してもらったりすることがありました。しかし、100Gbpsの専用線が開通し、こうした問題点は解消されました。ダウンロードの待ち時間が短縮され、ユーザーが快適に利用でき、AI開発基盤の活用がさらに進んでいくと期待しています」(疋田 氏)。

株式会社サイバーエージェント

グループIT推進本部

CIU Platform Div NWチーム

疋田 紅樹 氏

今後の展開

AI活用を支えるネットワークの構築・運用はアルテリア・ネットワークスにお任せしたい

都内DCのAI開発基盤は、これまでサイバーエージェントが運用する他のプライベートクラウドとの連携がなかった。しかし今回、100Gbpsの専用線で他の複数DCと結ぶネットワークを整備することで、他のプライベートクラウドからAI開発基盤が利用可能になる。

GPUサーバー

「今後、サイバーエージェントにおいてネットワークの増速や新規導入が必要になった際は、まずはアルテリア・ネットワークスのサービスを優先的に検討します。アルテリア・ネットワークスには、私たちのネットワーク環境での運用実績が十分あり、安心してお任せできます。必要とするサービスがあり、コスト的にも検討できる範囲であれば、当然、実績のある会社を選びますね」(小障子 氏)。

上記は、2026年2月時点の内容です。

本サイトに掲載されている商品またはサービスなどの名称は、各社の商標または登録商標です。

担当営業コメント

この度、最先端AI基盤の活用に向けたアクセス回線として、ダイナイーサ100Gbpsをご導入いただき、誠にありがとうございます。AI向け回線という業界の最新トレンドにおいて、弊社サービスを採用いただけたことを大変嬉しく思います。
日頃よりご担当者様とのコミュニケーションを通じ、現状の課題やニーズを的確に把握し、最適なご提案を心がけております。今回の短納期での回線構築においても、社内関連部署との密な連携を活かし、スムーズな対応ができたと考えております。
今後も、お客様に選ばれる通信サービスの品質向上と強化に向けて、営業・技術一丸となって全力で取り組んでまいります。

法人事業本部 第二営業本部 ISP営業部 営業第一チーム 髙𣘺 浩樹