VOSS

サービス概要

VOSS(VECTANT Online Support System)は、 WEBベースの監視、工事・障害通知サービスです。 ネットワーク機器からサーバまでを、24時間365日一元監視。
お客様の目的に応じた監視内容を選択できます。 障害発生時には、VOSSからの通知により迅速な障害対応が可能となります。

VOSSの特徴

  1. 特徴1

    24時間365日稼動監視

  2. 特徴2

    適切なリソース・リスク管理

  3. 特徴3

    監視システムの統合

  4. 特徴4

    ポータルサイトの提供

  5. 特徴5

    障害時の迅速な切り分け

特徴1
24時間365日稼動監視

監視対象に対して、「死活監視」「状態監視」「性能監視」「LAN内監視」を実施可能。管理画面では、「critical」「major」「minor」「clear」の4段階で監視対象の状況を表示します。監視結果は、指定の通知条件に従ってメールで通知します。

特徴2
適切なリソース・リスク管理

トラフィックデータのグラフ化、CPU・メモリ等の閾値によるアラート機能により、ネットワーク機器やサーバの増強時期が適切に予測できるようになり、適切なリソース管理、リスク管理が可能です。

特徴3
監視システムの統合

ネットワーク機器やサーバを統合的に監視することで、お客様による独自監視システムの構築・運用が不要になり、監視システムコストの削減、監視画面の統合化によるオペレーションコストの削減につながります。

特徴4
ポータルサイトの提供

ポータルサイトから監視状況をリアルタイムに確認することができ、障害の一次切り分けが容易です。
監視設定や、メンテナンス情報・障害情報通知等の各種設定の変更も可能なため、迅速にお客様のご希望に合った監視環境を実現することができます。

特徴5
障害時の迅速な切り分け

WAN側だけでなく、LAN側まで監視することで、障害時にどこのインターフェイスまで問題がないかを一目で確認でき、障害ポイントの迅速な発見につながります。 また、SNMPで取得した各種データから、障害機器のどの値に異常があったかを確認し、障害原因の究明にもつながります。

サービスイメージ

VOSSサービスイメージ_01

ご提供機能

死活監視

監視対象に対して、ICMPポーリングを実施し、稼働状況を監視します。
 

死活監視_02
通信種別 監視仕様
ICMPポーリング ポーリング間隔:5分
タイムアウト判定:2秒
タイムアウト時の待機時間:3秒
試行回数:9回(ポーリングの応答がある場合は、その時点でポーリングを終了)

状態監視

監視対象に対して、ICMPポーリング、SNMPポーリング、SNMPトラップ受信を実施し、機器の稼働状況、状態変化を監視します。
 

状態監視_03
 
通信種別 監視仕様
ICMPポーリング ポーリング間隔:5分
タイムアウト判定:2秒
タイムアウト時の待機時間:3秒
試行回数:9回(ポーリングの応答がある場合は、その時点でポーリングを終了)
SNMPポーリング ポーリング間隔:5分
タイムアウト判定:2秒
タイムアウト時の待機時間:3秒
試行回数:9回(ポーリングの応答がある場合は、その時点でポーリングを終了)
 
監視項目※1 監視仕様
インタフェースup/down SNMPポーリングを実施すると共に、SNMPトラップを受信し、機器の状態変化を監視
再起動
電源故障/復旧
ファン故障/復旧
温度超過/復帰
指定したSNMPトラップを受信し、機器の状態変化を監視

1 機種により異なります。

性能監視

監視対象に対してSNMPポーリングを実施し、監視対象の各種情報を取得します。取得したデータが事前に設定した閾値(上限、下限、もしくは両方)を超えて異常を検知した場合、アラームメールが送信されます。
 

性能監視_04
 
対象 監視項目※1 監視仕様※2
ネットワーク機器 CPU使用(%)
メモリ使用率(%)
エラーパケット数
パケット破棄数
インタフェーストラフィック量
ポーリング間隔:5分(SNMPポーリング)
タイムアウト判定:2秒
タイムアウト時の待機時間:3秒
試行回数:9回
サーバ CPU使用(%)
メモリ使用率(%)
エラーパケット数
パケット破棄数
インタフェーストラフィック量
パーティション利用率
メモリ使用率
バッファメモリ使用率
キャッシュメモリ使用率
スワップ使用率
ポーリング間隔:5分(SNMPポーリング)
タイムアウト判定:2秒
タイムアウト時の待機時間:3秒
試行回数:9回

1 機種により監視項目、取得データが異なります。

2 SNMPポーリングの応答がある場合は、その時点でポーリングを終了し、未応答の場合は最大9回までポーリングを行う。

LAN内監視

ICMP、SNMPポーリングおよびSNMPトラップで、お客様拠点LAN内に設置された機器、お客様拠点設置ルータのLAN側インタフェースの監視を実施します。

提供機能:ICMP死活監視、状態監視、性能監視
 

LAN内監視_05

当社データセンターとお客様拠点間のVPN接続が必要となります。

管理・通知ツール

監視確認・管理画面

監視対象の状況を一覧画面にて確認できます。また、条件指定による監視対象の検索や、監視状況の変更も可能です。

4段階で監視対象の状況を表示
critical(赤):監視対象に異常が発生し、「critical」で通知設定した時間を経過した状態
major(オレンジ):監視対象に異常が発生した状態
minor(黄色):監視対象に異常が発生し、「major」で通知設定した時間までの状態
clear(緑):正常

▼例)majorの通知タイミングを5分、criticalの通知タイミングを30分に設定した場合

監視確認・管理画面_03

階層ごとの詳細情報表示
顧客一覧、拠点一覧、装置一覧、インタフェース一覧
 
階層ごとの詳細情報表示_04

監視ログ・レポートの提供

監視状況のグラフ閲覧やデータ取得が可能です。

監視履歴


発生したイベント(監視対象装置、インタフェースで発生(障害・復旧)したメッセージログ)、アラート(発生したイベントログから「major」「critical」で設定した時間を経過した警告メッセージログ)を一覧確認できます。

 

監視性能グラフ


性能監視で取得したデータのグラフ表示、CSV形式によるデータダウンロードが可能です。 ユニークに日付指定(yyyymmdd形式)し、グラフ閲覧、データを取得できます。

 

監視ログ・レポートの提供_05

監視通知

監視結果を元に、事前に設定した通知条件に従ってメールによる通知を行います。

 
サービス品質項目 保証内容
通知タイミング指定 各階層(顧客/拠点/装置)ごとに通知するタイミングを設定可能(複数選択可)
●「major」 0分/5分/10分/15分/20分/25分
●「critical」 30分/45分/60分/90分/120分
120分以降、1/2/4/6/12/24時間毎から複数選択可
通知先指定 各階層ごと(顧客/拠点/装置)に通知する宛先(通知メールアドレス)の設定が可能
通知重要度設定 「重要」設定することで通知メールのタイトルと本文に【重要】と記載される

アナウンス通知

アナウンスの通知条件である「アナウンス区分」、「エリア」により送信対象サービスと回線を特定し、障害・工事情報をメールで通知。回線ID毎にメール受信が可能です。
また、障害・工事・インフォメーション情報をVOSS上で閲覧できます。

  • アナウンス情報の詳細閲覧
  • アナウンス情報の検索
  • 一覧データのCSV形式での出力

NTTフレッツの場合、フレッツ回線一元保守受付サービスをご利用中の回線で、当社にてフレッツ回線IDをお預かりしていることが条件となります。

プラン・価格

提供料金:当社営業までお問い合せください。