丸紅グループの事業会社であり、情報通信インフラを基盤として最先端の技術を活用した総合的な情報通信サービスを提供する丸紅アクセスソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齊藤 秀久、以下:丸紅アクセスソリューションズ)はクラウド型デバイスマネージメントシステム(MDMサービス)「VECTANTセキュアデバイスマネージメント」(以下、VECTANT SDM)の機能として「拡張アクセスコントロール」と「Jailbreak※1及びroot化※2された端末検知機能」を追加いたしました。
スマートフォンやタブレット端末といったスマートデバイスを導入する企業の増加に伴いMDM(Mobile Device Management)の重要性・ニーズが高まっております。VECTANT SDMは「コンテンツ(データファイル)配信機能」や「VPN機能」、「ウイルス対策ソフトとの連携」、「デジタルサイネージ機能」といった従来型の『管理するためのMDM』とは一線を画した各種機能を提供し、『活用するためのMDM』として高い支持を得ています。
今回ご提供する「拡張アクセスコントロール」を利用することにより、コンテンツの配信管理アカウントを複数設定し、個別に配信コンテンツを管理のうえ部署や役職、個人のスマートデバイスにきめ細かい配信制御を行うことができるようになりました。
本機能を利用して、「人事部」から個人に対する人事通達や、「支社・支店」内に限定した情報共有、「マーケティング部」から営業マンに対するセールスツール配布、「会議責任者」から関係メンバーへの会議資料配布など、さまざまなシーンでペーパーレス化によるコスト削減、及び業務改善による生産性向上を実現することができます。
また、「Jailbreak及びroot化された端末検知機能」は端末とSDMサーバーが同期するタイミングで情報連携をし、端末がJailbreakもしくはroot化を検知した場合には、SDM管理コンソール上にJailbreakもしくはroot化状態である表示がされ、管理者へメール通知いたします。
Jailbreak及びroot化は、企業の管理者が設定した機能を全て無効にすることも可能であり、情報漏えいに繋がる危険性が非常に高いものです。本機能により、Jailbreak及びroot化された状態の端末を素早く検知※3、通知し、迅速な対処が可能となります。
これまでVECTANT SDMではスマートデバイスをビジネスで安全に有効活用する機能、オプションサービスを提供してまいりました。スマートデバイスの法人利用が急速に広がりをみせるなか、今後もお客様のご要望に最適なサービスや機能の拡充を図ってまいります。
※1 Jailbreak:iOS搭載の端末において、セキュリティホールを突くなどして各種制限を取り外す行為。
※2 root化:Android OS搭載の端末において、セキュリティホールを突くなどして各種制限を取り外す行為。
※3 Jailbreak及びroot化の検知については、代表的な兆候を検査しており、100%検知することを保証するものではございません。
ご提供開始時期、サービス概要は以下のとおりです。
■提供開始時期
2012年10月23日
■主な提供機能
<拡張アクセスコントロール>
・全権限を保有するマスター管理者と、特定権限のみ保有する副管理者の設定
・端末グループ毎の副管理者設定
・コンテンツ管理における副管理者毎の権限設定(読み込み、書き込み)
<Jailbreak及びroot化された端末検知>
・Jailbreak及びroot化された端末の検知
・管理者へのメール通知
■対応OS
Android、iOS
■拡張アクセスコントロールイメージ
「VECTANT SDM」の詳細につきましては、以下URLをご参照ください。
■VECTANT SDM 特設サイト
http://vectant-sdm.com/
■丸紅アクセスソリューションズ サービス紹介サイト
https://www.marubeni-access.com/ja/service/cloud/sdm.html
<本件に関するお問合せは、下記までお願いいたします>
丸紅アクセスソリューションズ株式会社
営業本部 モバイルソリューションチーム
TEL:03-4485-3801
E-mail:sdm_info@vectant.ad.jp