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株式会社快活フロンティア様

飲食業・小売業のネットワーク構築ノウハウと支援を得て、
全国700を超える店舗の省人化とサービス拡充を実現

導入サービス
課題
店舗数拡大にともない、増え続ける通信コストを抑えたい
来店者数を左右するフリーWi-Fiの速度を
維持する対策が必要
サービスの質を落とさずに店舗の省人化を進めたい

お客様概要

企業名:
株式会社快活フロンティア
業種:
サービス業(サービス業(各種娯楽施設の運営))

全国に3業態のサービスを展開する快活フロンティア。502店舗を展開するシェアリングスペース「快活CLUB」をはじめ、カラオケルーム「コート・ダジュール」105店舗、24時間型セルフトレーニングジム「FiT24」112店舗と、全都道府県に合計719の店舗を運営しています。さらに、2022年11月には新業態の24時間AIマシン フィットネスジム「ライナ」がオープン。いずれの業態も「おもてなしの心」を大切に、「お客様に本当にお喜びいただくための店づくり、サービス」を追求しています。
※店舗数は2022年10月5日時点の情報

設立 : 2000年10月1日 株式会社AOKIホールディングスより分社独立
資本金 : 1億円(2022年3月31日現在)
従業員数 : 544名(2022年3月31日現在)

インタビュー

市村 一弘 氏

情報システム部 係長

導入の背景

課題1店舗数拡大にともない、増え続ける通信コストを抑えたい

 快活フロンティアは3つの課題を抱えていた。その1つ目が通信コストだ。多くの飲食チェーンが店舗数の縮小を進める中、快活フロンティアは毎年、多くの出店を進めている。総店舗数の推移でみると、2019年3月期499店舗、2020年3月期602店舗、2021年3月期659店舗、2022年10月5日時点で719店舗とコロナ禍でも出店スピードは衰えない。しかし、この店舗数の増加によって総通信コストの増加という問題が生じていた。

課題2来店者数を左右するフリーWi-Fiの速度を維持する対策が必要

 2つ目の課題は店舗のフリーWi-Fiの通信速度の低下だ。通信回線の問題で、「Wi-Fiが遅い・切れる」というトラブルが頻発すれば、顧客離れが起きてしまう。店舗サービスにとって生命線であるWi-Fiの高速通信を維持する対策は常に求められている。

課題3サービスの質を落とさずに店舗の省人化を進めたい

 3つ目の課題は人手不足と人件費UPへの対応だ。若者世代の減少が続き、アルバイトなど人材の確保にかかるコストは上昇している。特に24時間営業の店舗では、深夜は少人数での業務となっており、サービスの質の低下やトラブル対処のための対策が求められていた。今後、店舗の省人化を進める快活フロンティアにとって、提供サービスの質を落とさない仕組みづくりや新サービス開発は大きな命題だという。


 こうした課題がどのように解決されたのか、アルテリア・ネットワークスのサービスやノウハウが課題解決にどう活かされたのかを、快活フロンティア 情報システム部 係長の市村 一弘 氏にお伺いした。

導入の経緯

全社ネットワークも店舗サービスの詳細も熟知するネットワークインテグレーターに依頼

 快活フロンティアとアルテリア・ネットワークスの最初の取引は、2004年に当時の回線速度の向上を相談したことに始まる。それから今日まで、快活フロンティアの本部・データセンター・店舗をつなぐネットワークや全店舗内の通信回線の構築・運用などをアルテリア・ネットワークスが行っている。
  全社的な通信インフラの構築例として、全店舗・本部・データセンター、AWS(Amazon Web Services)に設置されたPOSシステムとの通信は、アルテリア・ネットワークスの閉域VPNサービス「VECTANT クローズドIPネットワーク」を介して行われている。AWSのPOSシステムと「VECTANT クローズドIPネットワーク」間は、クラウド接続サービス「VECTANT セキュアクラウドアクセス」(専有型・1Gbps)で接続されている。
 
  「長年にわたり、アルテリア・ネットワークスにはネットワークに関わる様々な業務をお願いしてきました。新店舗出店にともなう通信回線の追加や通信機器の手配・設定変更なども、相談レベルから対応いただいています。そんな背景もあって、通信コストや通信トラブルといった課題の解決、省人化に向けた取り組みを相談する先は、アルテリア・ネットワークス以外に考えられませんでした」(市村 氏)。

導入の効果

効果1既存の回線を活かし、通信品質はそのままでコストを削減

 すべての店舗と本部、データセンター、AWS(Amazon Web Services)に設置されたPOSシステムとの通信は、アルテリア・ネットワークスの閉域VPNサービス「VECTANT クローズドIPネットワーク」を介して行われている。マルチキャリア対応で、NTTフレッツ・KDDI・ソフトバンクなどのアクセス回線を組み合わせた冗長構成が採れ、セキュアで安定した通信を支えている。また、通信の重要度や利用量に応じたアクセス回線を採用しており、コスト削減が図られている。
 また、全国の700を超える店舗で毎月発生するPOS回線やお客様のインターネット利用にかかるコストも、アルテリア・ネットワークスのサービスの導入で大幅に削減された。

 「POSに利用していたフレッツ光の回線をアルテリア・ネットワークスの『光アクセス(N)』に転用することで、従来の通信品質はそのままで、通信コストを削減できました。また、FiT24や一部の快活CLUBには、高品質なインターネット接続サービス『VECTANT ブロードバンドアクセス(クロスパス)』を導入しました」(市村 氏)。
 「クロスパス」は定額制で、お客様がLIVE配信やオンラインゲームなどで大容量のデータ通信を行っても追加費用がかからず、コストを抑えられた。

効果2Wi-Fi速度低下の問題を解決し、お客様に快適な利用環境を提供

 シェアリングスペースの「快活CLUB」をはじめ、全店舗のフリーWi-Fi利用者は非常に多く、その品質は来店者数に大きく影響するという。
 
 「Wi-Fiに関する問い合わせは多いです。通信速度は何Mbps?と具体的な数値まで聞かれます。カラオケルームやジムでLIVE配信を視聴される方や快活CLUBの鍵付個室でWeb会議を行う方にとって、Wi-Fiの品質はサービスの品質ですから、高速通信の維持は欠かせません」(市村 氏)。
 
 しかし、数年前まで店舗のWi-Fiパスワードは1種類で、一度来店してパスワードを知った人は店舗の駐車場からでもWi-Fiを利用できる恐れがあったという。

  「Wi-Fiの速度低下につながる大きな問題でしたが、アルテリア・ネットワークスに相談し、短期間で対策が取れました。Wi-Fiのパスワードを複数用意し、定期的に切り替えることで、店舗外からの利用を防ぐようにしています。また、切り替えのタイミングにより、日をまたいでWi-Fiを利用しているお客様の通信が突然切れてしまうことを避けるため、2種類のパスワードが利用できる期間を設けてもらいました」(市村 氏)。

効果3タブレットによる本部の24時間サポートで省人化を促進

 「店舗の省人化に向けた取り組みの1つが、店舗と本部間の連絡専用タブレットの導入です。深夜は少人数での業務となっており、タブレットで本部のサポート部門に指示を仰ぎ、適切に対応します。本部は24時間体制でアルバイトをサポート。省人化を進めながら、質の良いサービスを提供できる店舗づくりに役立っています」(市村 氏)。

  アルテリア・ネットワークスに、タブレット用のWi-Fi回線構築の件を相談したのは2019年6月頃。そして、Wi-Fiの利用開始は2021年3月。当時の「快活 CLUB」全502 店舗に対して、繁忙期を除いて約9ヶ月という短納期での対応だったという。 「タブレット専用のSSIDの用意やAP(アクセスポイント)の設定変更、PoEスイッチの手配と設定などを、502店舗のWi-Fi環境すべてに行ってもらいました。必要な新規のPoEスイッチはかなりの台数が必要で、短期間で手配するだけでも大変だったと思います。とても助かりました」(市村 氏)。

 現在、全店舗にタブレットは導入され、サービスの質向上と店舗の省人化の両立を支えている。

今後の展開

省人化や省力化に向けた大規模なネットワーク改変への支援に期待

 快活フロンティアでは、タブレットに続き、省人化・省力化と顧客満足度アップを目的として、カラオケ「コート・ダジュール」に配膳ロボの導入を進めている。この配膳ロボは、店舗マップのインストールにWi-Fiを使用する必要がある。また、現在、アルテリア・ネットワークスと進めている省人化のための新サービス開発にも、Wi-Fiが必須になるなど、今後はネットワークにつながる機器類が増え、大規模なネットワーク改変が見込まれている。

  「QRコードで鍵付個室の入退室を管理するサービス開発を、アルテリア・ネットワークスに相談しています。セルフレジで入店し、発行されたQRコードで予約した個室に入室。精算もセルフレジで行うことによって、少人数のスタッフで店舗を運営できます」(市村 氏)。

 こうした店舗環境の実現には、QRコードを判別するQRリーダー用のIPアドレスが必要になってくる。しかし、利用できるIPアドレスに限りがあり、ネットワークのセグメント分割などの対応が避けられない。
 
 「こうしたネットワークの改変を実施するうえで、アルテリア・ネットワークスの豊富なサービスや経験・ノウハウに大きな期待を寄せています。2004年の取引開始から今日まで、増え続ける店舗の通信回線の構築や変更にアルテリア・ネットワークスは迅速に対応してくれました。我々の質問に、営業担当の方もSEの方も迅速に的確な回答をいただいています。全社のネットワークから店舗内のルーターの設定変更にまで対応いただけるアルテリア・ネットワークスは、快活フロンティアが事業拡大を続けるうえで、欠かせない存在と言えます」(市村 氏)。

 保有するIPバックボーンをもとに、様々な通信回線サービスと飲食業・小売業のネットワーク構築に実績とノウハウを持つアルテリア・ネットワークスは、快活フロンティアの事業拡大を見据えたサポートを期待されている。

※ アマゾン ウェブ サービス、AWSは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

快活CLUBの店内