バックボーンネットワークエンジニアリング部 栗原 直樹 INTERVIEW

栗原 直樹
バックボーンネットワーク
エンジニアリング部 
IPエンジニアリング課
2009年入社
工学基礎学類卒

大学では応用物理を専攻し、UCOM時代に入社。入社以来、IPバックボーンに携わり、設計や構築を担う。現在、IPエンジニアリング課課長としてIPネットワークにおける新設備の構築、既存設備の増強計画に当たっている。

Q1.入社の動機を
教えてください。

大学生時代にアルバイトしていた小さな飲食店では、食材の仕入れ、メニューづくり、接客、調理と一人でなんでもしなければならないところで、そこに充実感がありました。就職する企業も、一人で仕事のすべてに関われるところが良いと考えた結果、当社を選びました。ここはサービス設計から構築、運用まですべてやれる会社だったからです。今は規模が大きくなったので、以前より専門分化が進みましたが、それだけ各社員のプロとしての意識は高まり、業務の均質性や組織力が向上したと感じます。

Q2.現在の仕事内容を
教えてください。

バックボーンネットワークエンジニアリング部は、当社のサービスを支える基幹ネットワーク設備の構築、運用を行う部門です。私の所属するIPエンジニアリング課では、その名の通りIPネットワークを担当しています。
業務は大きく二つあります。開発案件における新設備の構築と、需要増加に伴う既存設備の増強計画の立案、実行です。新設備は新しいサービスに伴って必要となります。新しいサービスには必ず新機能があり、それを実現するには新設備が必要となるからです。私はサービスの開発プロジェクトに課の代表として参加し、新設備の構築をしています。構築後も運用部門やデリバリー部門への技術的なフォローを行います。
通信設備は通信量など需要を予測したうえで増強を計画・実行します。
ただ、さまざまな理由で予測を超える増加をすることがあり、そうしたときは社内の各部署、社外取引先の方々にご協力いただきながら対応しています。

Q3.この仕事に必要な
知識や能力は何ですか。

ネットワークエンジニアとしてネットワークやシステムについての知識はもちろん、社内外のさまざまな人と協力して仕事を進めるため、コミュニケーション能力が非常に重要です。
仕事で関わるのは、社内では同じCTO部門(技術系部門)が多く、企画、設計、構築、運用の各部署とサービスやネットワークの仕様の決定・変更のため日々打ち合わせを行っています。
また既存設備の増強のため、デリバリー部門や運用部門から定期的に通信量や顧客需要の予測を入手しています。
また社外では他の通信事業者の担当者とお会いする機会が多いですね。インターネットサービスはさまざまな通信事業者との接続(ピアリング)が必要となるからです。このほかIP設備のベンダーや、データセンター、専用線、IPトランジットを提供してもらう他社の方々とも関わります。そのために通信事業者が一堂に会するイベントなどに参加し、関係者との人間関係づくりや情報交換などに努めています。

Q4.仕事をするうえで
心がけていることは何ですか。

構築の視点だけでなく、エンドユーザー、同業他社、社内の他部門など、さまざまな視点に立って考えるようにしています。特に後工程の運用を考え、運用しやすい構築を心がけています。
また基幹ネットワークだけにわずかなミスも大きな障害につながるため、ミスをしないように徹底しています。どんなに自動化を進めても、肉眼でチェックし、手で設定しなければならない部分は残ります。自分たちが主体となって通信設備を稼働させているという自覚と責任感を持って仕事に取り組みたいですね。

Q5.将来したいと
思っていることは何ですか。

技術と働く環境の両面があります。技術面では自分の理想とするネットワークを構築したいと思っています。それは従来よりシンプルで管理・運用が容易なネットワーク、これが共通インフラ網で実現できれば、より発展的で余裕を持った仕事ができ、良いサービスが生まれると思います。
働く環境の面では、通信をうまく使って海外でも仕事ができるようにしたいと考えています。例えば海外在住のエンジニアが当社で働けるようになれば、効率も上がりますし、新しい可能性が開け、より優れたインフラづくりにつながると思います。